平成23年6月4日。山形県の堂森善光寺にて、前田慶次郎の四百回忌供養祭が行われ、全国から千人近いファンが、慶次が晩年を過ごした地、米沢へと集まりました。
慎ましい雰囲気の中で行われることが多い供養祭ですが、そこはさすが「天下一の傾奇者」と呼ばれた慶次。参列者の方々はそれぞれ思い思いの衣装に身を包み、華やかに彩られた場内は、まさに慶次の好んだ自由奔放な生き様を表したかのよう。慶次も天国でその様子を満足げに見守ったことでしょう。
参列者のみなさまには、それぞれに慶次を偲び、慶次へと思いを馳せる貴重な時間になったことと思います。
開場の直後から多くの人が集まりました。
慶次ゆかりの品の展示に多くの人が並びます。
原哲夫氏が描いた「不動明王」のご奉納。
力強く描かれた「不動明王」が展示されました。
阿弥陀堂から供養祭の様子を眺める参列者。
粛々と供養祭が行われていきます。
参列者によるご焼香。
慶次に思いを馳せる角田信朗氏。
本当にたくさんの方々に集まっていただきました。
参列者の中にも、やはり“傾奇者”の姿が。
山形県在住、ダニエル・カールさんもご参列。
参列者も参加して、餅つきが行われました。
つきたてのお餅を振舞う「さなぶり」も大好評。
たくさんの慶次グッズが並ぶ売店も大賑わい。
オリジナル切手も販売しました。
慶次レプリカ甲冑への入魂式も行われました。
大人気のゆるキャラ、ケージローが満を持して登場。
安部三十郎米沢市長によるご挨拶。
当時編集を担当した堀江氏によるお礼とご挨拶。
全国の慶次ファンを代表し、角田氏によるご挨拶。
急遽、境内にて角田氏のライブがスタート。
季節外れの台風が過ぎ去った後で、天候が心配された当日。しかし、午後になるときれいに晴れ渡り、訪れたたくさんの方々も、にじむ汗をぬぐいながらの参列となりました。参列者のみなさまにはここで改めて厚く御礼申し上げます。